2022.05.28
これが“浄化槽”です!!
こんにちは!
宅地建物取引士姉妹、森本&岸本です!
森本:いよいよ夏が近づいてきましたねっ!
すぐに日焼けしてしまう&あせもが出やすい森本が一番つらい季節です(^_^;)
岸本:マスク生活も夏は特にしんどい時期ですが、人と距離が保てる環境では
外すなどしてバランスとりつつ乗り切りたいですね!
森本:さて、今日は【浄化槽】についてお話させて頂きます!
岸本:ライフラインのひとつ、排水の問題ですね。
公共の下水道管が近くに通っていれば公共下水が使えるんですが、近くに下水管が通ってないエリアは浄化槽の設置が必要になるって話ですね!
森本:そうなの。下水道か浄化槽か。現状はこの2択になるわね。
ではまず「浄化槽って何?」から簡単にご説明します!
浄化槽とは、
『微生物のはたらきによって家庭から出る汚れた水をきれいにして放流する装置』
です。
岸本:浄化槽には大きく分けて単独浄化槽(※1)と合併浄化槽(※2)がありますが、現在設置が認められているのは、合併浄化槽のみになります。
※1 単独浄化槽…トイレの汚水のみを処理する一般的な浄化槽として昭和50年代後半から平成12年くらいまで爆発的に普及した浄化槽でしたが、性質上、台所・洗面所・お風呂場からの排水は処理できませんでした。 浄化槽法により、平成13年4月製造・販売が禁止され、単独浄化槽は設置不可になってます。
※2 合併浄化槽…家庭から出るすべての排水を処理します。新たに設置する場合はこの合併浄化槽になります。
森本:また、浄化槽には管理が必須になります。
先述しましたとおり、浄化槽は微生物のはたらきにより汚れた水をきれいにする施設です。
それはまさに生き物であって、魔法の箱や機械ではありません。
ですので、浄化槽をご使用いただくためには、微生物が活発に活用できるような環境を保つために保守点検及び清掃を定期的に行うことが必要です。
また、適正な維持管理(保守点検と清掃)により初期の処理性能が確保されているかどうかを判断するため、保守点検・清掃と併せて法定検査を受検しなければなりません。
これら3つの作業は浄化槽法で管理者に義務付けられています。
岸本:この物件は、以前汲み取り式のトイレだったんですが、今回リフォームを期に新たに浄化槽を設置します。地中に埋められるのをただただ待っているところですね。希少な瞬間だったのでパチリしました!
実は私、実物を生で見たのが初めてで。少々興奮しましたね!